05175-180624 カフェのテーブルにてSIGMA 105mm F1.4 DG HSM “BOKEH-MASTER”をdp1 Quattroで手持ち撮影
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“BOKEH-MASTER”。
英語で「ボケ」を「bokeh」と呼びます。英語固有の単語として「blur」がありますが、「ブレ」や「滲み」といったネガティブなイメージを伴っていて、ボケの美しさや「ボケ味」を表現する肯定的な単語として、日本語の「ボケ」が「bokeh」として使われます。
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ボケが別格に美しいこのレンズ。
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その美しさには二つの要素があります。
フォーカスした部分の美しさと、out-of-focusした部分の美しさ。その両方を兼ね備え、両者の相乗効果で「bokeh」が美しく写したいものが美しく写るレンズです。
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まずピントがあった部分の美しさ。
色の滲みがありません。デジタルでは補正することができない軸上色収差を、レンズの光学性能でキリッと焦点に合わせているので、色の滲みがない。くっきり気持ち良く写ります。
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そしてout-of-focusした部分、つまりボケ。
色かぶりがない。口径食がない。サジタルコマフレア(彗星の尾のような滲み)がない。
ふんわり、まん丸な柔らかいポケ。
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だからボケが綺麗。
フォーカスした部分が美しい。
くっきり、はっきり、浮き上がって写る。
世界がこれを待っていた、という光学的高性能。
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手持ちで使うことが多いshio.iconは、三脚座を外して、同梱されているスペーサーに替えました。スッキリ。
掲載した写真は、成蹊大学こみちカフェのテーブルにて、ライティング機材など一切使わずに、SIGMA dp1 Quattroで手持ち撮影したものです。特殊なことは何もしていません。いわゆる「テーブルフォト」です。 https://flic.kr/p/27sx8up https://farm2.staticflickr.com/1781/42307135715_774a559063_k.jpg